《番外編》【猿島】東京湾唯一の無人島“猿島”に潜入!天空の城ラピュタのような光景に癒されること間違いなし

猿島通路 廃墟探索
猿島通路

東京湾唯一の無人島猿島に潜入。

廃墟というカテゴリ―ではあるが人の手で管理されており、いつもの廃墟と少し趣が違うので≪番外編≫とさせて頂きます。

猿島の位置は三浦半島から約2㎞ほど離れた場所にある。

都心から行く場合は山手線「品川駅」から京急本線に乗り換え「横須賀中央駅」まで約50分。そこから徒歩で三笠桟橋まで行き(約15分)船に乗る、乗船時間10分ほどで島まで行くことができる。

1時間に1本猿島への往復便が出ている。

夕方頃には最終便となり猿島で宿泊することはできない。

いざ猿島へ。

面積は55000㎡、島周囲1.6kmなので本当に小さな島という印象。

船の乗船時間は本当にあっという間。

猿島に到着。

日蓮上人が鎌倉へ渡る際、嵐に遭い方角を見失った時に、一匹の白猿が島へ導びき難を逃れたというエピソードが゙“猿島”の名前の由来になっている。

島からは縄文時代、弥生時代の土器、人骨も出土。幕末から第二次世界大戦にかけては、東京湾の首都防衛拠点となる。

猿島に上陸しまず見えてきたのが古めかしい発電所。明治時代に造られた発電所で、当時は石炭で発電。

元はレンガがむき出しであったが、空からの攻撃に備えモルタルを表面に塗り建物を目立たなくしている。

現在も猿島発電所として島内の電力供給に利用されている。

島の内側へ進んでいくと、反り立つ壁に囲まれた道が見えてきます。

両側の壁の高さは5m~10mほど、兵舎や弾薬庫に物資を運ぶため切り通されました。曲がりくねっているのは敵が攻めてきた際に先を見通せないようにする意味があります。

ここで一機に雰囲気が変わり、廃墟感が出てきました(^^

さらに進むと整備された道が見えてきます。

こちらは観光のために整備された模様。

廃墟好きとしては舗装されていない道を歩きたい欲が湧いてきますね笑

壁にはコケがびっしり、人間が作った建築物を自然が侵食していく様は栄枯盛衰を感じさせます。

まさに“天空の城ラピュタ”の世界観ですね。

ロボット兵が出てきそう。

ツタがあらゆる場所で成長し、侵食しています。

多すぎる火は、何も生みやせん。火は森を一日で灰にする。水と風は100年かけて森を育てるんじゃ』←こちらは“風の谷のナウシカ”の名言。

ここが兵舎の共同トイレ。

男ばかりなので小は丸見えの場所でしていたようです(写真手前右側)。

壁には様々な言語で落書きが。

観光地として整備される前に書かれてしまった様子。

むしろこういった部分の方が廃墟感ありますねw

さらに進むとトンネルが見えてきます。

トンネル、、好きです。

真っ暗闇のトンネル、、ではないですが雰囲気あります。

中はヒヤッとしており、夏は涼しくて快適だと思います。

トンネルの中ほどには外に出るための階段がいくつかありました。

真ん中に移っているオーブのようなものは気にしないでください笑

トンネル出口。かなりの長さがありました。

先に小さなトンネルが見えます。

写真左側に見える扉から弾薬を運びこんでいたようです。

扉内部には滑車がついており、トンネル上部へ大砲の玉を持ち上げる仕組みになっていました。

もう一つのトンネルを抜けると海が見えてきます。この辺りに砲台が設置されていました。

第2次世界大戦後GHQの指導で大砲は全て撤去されてしまいました。

猿島のレポートは以上です。

廃墟マニアとしては人に管理されている部分が綺麗過ぎて残念な部分はありますが(普通は良いことだと思うんですが笑)、危険性も少ないですしカップルや家族連れで行くにはちょうど良いかと思いました。

廃墟ビギナー向けですね(^^)

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